ワタシと、うどんと、丸亀製麺

20150905001.jpg






時たま、うどんが食べたくなる。

いちおう近所に某チェーン店のうどん屋があるので何度か行ってみたのだが、コレがまことに美味しくない。麺がフニャフニャなのはまだいいとして、天ぷらはいつ行っても油を吸ってベットリしており、肝心のだし汁もしょっぱいばかりでダシがあまり効いていない。そのくせどのメニューも結構な値段がするモンだから、すっかり馬鹿馬鹿しくなって3回くらいで通うのをやめてしまった。調べてみると全国に結構な店舗を展開してるチェーン店のようで、全国チェーンならだいたい味はそれなりに食えるレベルなはずなのに、一体これはどうしたことか。いまひとつやる気のなさげな老夫婦が営むウチの近所の店だけが、たまたまマズいだけなのかもしれないけど、わざわざ他の店舗に行って確かめる気にもなれない。

それ以来、うどんが食いたくなると、冷凍うどんとめんつゆの素、さらにスーパーの天ぷらの惣菜を買って、自分で作るようになった。うどんを茹でてめんつゆをかえて天ぷらを乗せるという手軽さの割に、これだけで十分美味しいうどんができてしまうのだからありがたい。冷凍うどんとはなんと素晴らしい発明なのでしょうか。カトキチの人か誰かは知らないけど、タピオカ粉を混ぜてあのコシのある食感を作り上げることを考え世に出した人に、本気でノーベル賞を授けるべきだと思う。一方のめんつゆの素についても、最近は創味のつゆ、コレ一択であり、他のめんつゆの素と比べると創味のつゆはかなり値段が張るものの、濃縮タイプなので自分のようなヒトリモノなら1リットルあれば半年から一年以上は保つので重宝する。

こうしてうどんは自作、と心に決めて日々を過ごしていたが、さすがに冷凍うどんと創味のつゆが何度も続くと、うまいけれどもだんだん味に飽きが来てしまう。そんなわけで最近はうどんを食べること自体が少なくなってきていた。

そんな折、車で10分ほど行ったところに丸亀製麺のチェーン店があることを知った。実はけっこう前から店はあったらしいけど、日ごろ出不精な上、普段ほとんど行かない場所だったとんと気づかなかったのである。ちょうど昼時でありうどんが食べたい気分だったので、早速行ってみることにした。昼1時を少し過ぎたくらいなのに店は大繁盛で、空いてる席が3,4席ほどしか無い。休日なので、家族連れが多いようだ。注文の仕方がよくわからなくて一瞬戸惑ったけど、たまたま自分のすぐ前に先客がいたので、彼らに習ってトレイを取り、、店員のおばちゃんにうどんを注文して、うどんだけが盛られた器を受け取り、となりの棚にズラリと並ぶ天ぷらやおにぎりを取り、レジで清算。お金を払ったあとは生姜やネギを自分で入れて、最後に蛇口をひねってダシを注ぐ。徹底したセルフ方式だけど、これはこれでなんだか楽しい。

混み合うカウンター席から空いてるところに座る。選んだのはかけうどんに天ぷら(かしわ、卵)、明太子のおにぎり。うどんはコシがあまり強くなく、まあこんなモンかなーと思ったが、だし汁が関西風の薄口でまろやかな味わいでおいしい。卵の天ぷらとはどんなモンじゃろとひとかじりしたら、ツルリと衣が剥がれてしまい、結局ただのゆで卵を食べる形になっていまいち釈然としない結果となった。一方のかしわの天ぷら、コレが美味い。香ばしくて柔らかく、食べごたえも十分。かしわの天ぷらだけを4つくらいテイクアウトし、家で酒と一緒につまみたい。さぞビールに合うだろう。明太子のおにぎりは小ぶりで、あくまでうどんの付け合せとして脇役に徹している趣きがイジらしかったが、一口パクリとやった途端と明太子のしょっぱさが強烈に来て、小ぶりのくせにしっかり自己主張するのだった。

今度からうどんが食べたくなったら、ココの丸亀製麺に行くことにしよう。そう心に決めて帰宅したのだけど、それにしても忘れられないのはあのかしわの天ぷら。あのかしわの天ぷらはホントうまかったなー。しかしネットをあれこれ覗いてると、「丸亀製麺で満足してるひとがかわいそう。香川や大分のうどんやかしわ天を食べたらあまりのうまさにみんなビックリすると思う」などといった発言をちょくちょく見かけて驚いた。どうやらうどんやかしわ天の世界は相当奥の深いものであるらしい。こうなったら香川や大分へ行ってうどんの名店めぐりなどしてやろうかしらと、本気で考え始めている。





関連記事
スポンサーサイト

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

トラックバック

http://utsurome.blog23.fc2.com/tb.php/1123-8b79dfd8