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<北海道ぼっち紀行(6)> 北島三郎記念館でド肝を抜かれる

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遅めの昼食を終えた時点で、もう16時近くになっていた。

函館についてはメシのことばかり考えてて、観光についてはノープラン。

今から五稜郭へ向かうには遅いし、函館山に登ってオッサンひとりで函館の夜景を眺めるのもなあ・・・と考えながらガイドブックをめくっていると、今いる末広町に「北島三郎記念館」があることを知る。

ご存知、あの演歌界の超大御所:サブちゃんこと北島三郎サマのこれまでの人生の軌跡をたどることができるという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

騒ぐ。

ワタシの中のモノ好きの血が、がぜん騒ぎ出す。

演歌になんて興味無いくせに。

サブちゃんといえば、与作と鼻の穴が黒いヒトというイメージしか持ってないくせに。

これもなんかのネタになるかもと、さもしい根性が湧いて出たワタシは、ついフラフラと北島三郎記念館の入口へ引き寄せられたのだった・・・。

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市電末広町駅から歩いてすぐのウイニングホテルの中に、北島三郎記念館はある(http://www.kitajima-museum.jp/)。
ホテルのロビーで記念館のチケットを購入。大人1540円。高っ!!

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記念館は客が勝手に入って自由に見回るのではなく、係員がガイドとして観覧客を引率するシステムになっている。

チケット購入したら、ホテルロビーのソファに座って、ほかの客と一緒にガイドがやってくるのを待つ。

5分ほど待って、ガイドの若い男性がやって来る。ワタシの他に年配の御夫婦ふた組と一緒に館内を回ることに。

ガイドに連れられホテル1階のロビーからエレベーターで2Fに上がると、サブちゃんの師匠:船村徹氏の筆による『北島三郎記念館』の看板と、サブちゃんの肖像写真がドーンとお目見え。

スピーカーからサブちゃんの肉声による挨拶が流れたあと、ここでいきなり記念撮影タイム。

「いえ、ワタシはいいです」と断れる雰囲気でもなく、ワタシもガイドにうながされるまま、微妙な笑顔でサブちゃんとの2ショットを決める。

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お次はサブちゃんの幼少期から演歌歌手として大成するまでの半生を追体験する、その名も「ヒストリーゾーン」へ突入。

サブちゃんの幼少時代から始まり、高校時代に電車で函館まで通学していた時の様子や、歌手を目指して単身上京する時に乗った連絡船、東京で暮らしていた三畳一間の下宿、繁華街で流しの歌手をしていた頃の街の風景が、ひとつひとつ豪華なセットで再現されており、ガイドはそれぞれの場所でサブちゃんの当時の苦労話を情感をたっぷり込めて解説してくれる。

しかも通学電車ではガタンゴトンと列車の走る音とともに車窓からの風景が変化したり、連絡船では夜明けとともに風が吹き付ててきたりと、演出も凝っている。なんだこの力の入れっぷりは。ここホテルの中だぞ(驚愕)

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ワタシと一緒に回った年配の御夫婦ふた組は、かなりのサブちゃんファンのようで、熱心にサブちゃんゆかりの品を眺めたり、ガイドに色々質問したりしている。

ワタシひとりだけが、サブちゃんファンでもなんでもない、ただの冷やかしの客である。ガイドが熱く語るサブちゃんの生涯に感心しつつも、ワタシはここにいていいのだろうか、もしワタシがサブちゃんファンでもなんでもないことがバレたら、袋叩きにされるのでは・・・と居心地の悪さを感じながら、できるだけ目立たないように館内を歩いていた。

ヒストリーゾーンを抜けた後は、サブちゃんが出した全レコードのジャケットが展示された広間でしばし待たされる。数百枚のレコードジャケットが並ぶ風景は、壮観の一言。

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しばし待たされたあと、今度は3Fのシアターゾーンへ行く。

中央に巨大な舞台、その両脇にスクリーンが鎮座する大広間に入り、席に座ると、ガイドからの「ではこれより北島三郎の代表曲、『まつり』を皆様に観賞いただきます!」という宣言とともに会場は暗転。

いったい何が始まるんです!?とドキドキしてたら、両脇のスクリーンに和太鼓を力強く叩くオッサンたちが映し出され、「まつり」のイントロが大音量でドンドコドンドコ流れ出す。

すると今度は、中央の舞台から七色にきらめく無数の祭提灯、そして龍と布袋様が鎮座した巨大な宝船が姿を現す。

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あまりに唐突すぎる展開にただただ唖然としていたら、宝船のてっぺんに人影が見える。

あっ、あれは・・・・・

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サッ・・・・・

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サブちゃんッ!?

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宝船のてっぺんに、いきなり現れたサブちゃん御大。

その正体は、サブちゃんの姿を模したロボットだった。遊園地とかでよくある、空気圧を制御してリアルな動きが再現できるタイプらしく、これがまたやたらリアルに動く。ヌルヌル動く。実際にサブちゃんがその場で歌っているように見える。

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すごい。

いや、確かにすごいよ。

迫力も音響も本当にすごいけども。

なんだ、これは。

なんなんだ、これは。

なんで「まつり」一曲を聴かせるために、こんな豪華なセットを作ったんだ。

なんでわざわざサブちゃんのロボットまで作ってしまったんだ。

いやそもそもオレは函館まで来て、なんでサブちゃんの「まつり」を聴いてるんだァァァァァァァーッ(自業自得)!

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最後は宝船を乗せた竜の口からボシューと煙を盛大に吐かれ、「まつり」の舞台は終了。そのまま出口へ向かい、記念館めぐりも終わる。トータルの所要時間は40分ほど。

すごかった。いろんな意味ですごかった、北島三郎記念館。一体なんだろうか。すごいけど、この無駄に力をかけすぎてる感じは・・・。

しかしこの記念館はサブちゃんも企画段階から関わっておられるようで、ただサブちゃんゆかりの品を陳列だけで終わるのでははなく、とことん観客を楽しませる演出を盛り込んでいるところに、サブちゃんのサービス精神とエンターテイナー魂を感じ、改めてサブちゃんこと北島三郎サマの偉大さを、ここ函館の地で再認識したのだった。

最後にサブちゃんの等身大フィギュアに握手しすると、「また、お越し下さい!」とのサブちゃんのありがたいお言葉をいただいた。サンキューサブちゃん!フォーエバーサブちゃん!さすがに次は行かないと思うけど!

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(続く)




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