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21年ぶりのファミコン新作『8BIT MUSIC POWER』を体感

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ファミコン21年ぶりの新作カセットにして音楽アルバムという不思議な商品、『8BIT MUSIC POWER』が届きました。

ファミコン『8BIT MUSIC POWER』 1月下旬に発売決定! 実機で動く完全新作(インサイド)

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『8BIT MUSIC POWER』はゲームではなく、11人のアーティストによるチップチューンの楽曲を収録したアルバム。ちなみにチップチューンとはレトロゲームの代名詞ともいえる8BIT音、いわゆるピコピコ音を使って表現する楽曲ジャンルでして、8BITでしか味わえない個性的な電子音が魅力的で、国内外に多くのファンがいたりします。かくいうワタシもその1人。そんな成り立ちを持つチップチューンだったらCDやダウンロードで聞くよりも、ファミコンの実機で聴いた方がいいんじゃない?という発想で生まれたのが本作です。

しかしこの『8BIT MUSIC POWER』、ファミコン用カートリッジソフトとして作られたわけですから、当然ファミコンもしくは互換機でなければ動かない!30年前ならともかく、ゲームハードといえばPS4か3DSかWiiUという現代では、まずファミコンを中古で買うか、実家に眠ってるのを探すところから始めないといけないという、音楽アルバムとしてはかなりチャレンジブルかつニッチな商品なのですが、逆に言うとワタシのようなファミコン直撃世代にしてチップチューン好きには、もうたまらない一品。ちなみに下のリンク先に製作者であるRIKI氏のインタビューが掲載されており、本作を作ろうとした経緯やこだわりについて熱く語っておられます。

【特集】2016年にファミカセを売る男たちの軌跡-FC完全新作『8BIT MUSIC POWER』の魅力に迫る(インサイド)


さっそく聴いてみよう!ということで、ワタシも7年前くらいに買ったニューファミコンを押入れから引っ張り出したのですが、ファミコンの電源を入れてみると音は鳴れど映像が映らない!ここ2年ほど全然動かしてなかったからなあ・・・と、スロット端子を磨いたり、エアーでホコリを飛ばしたりと清掃を試みたけどやっぱりダメ。やばいファミコン壊れたか!?と真っ青になりながらネットで調べ、テレビの入力端子の設定をD端子からビデオ映像に変更すると、やっと画面が映った!音楽を聴く前段階で、ここまで苦労するのもレトロゲームならでは。

ともあれ、ついに我が家で『8BIT MUSIC POWER』が起動!

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電源を入れると、タイトル画面が表示されると同時にすぐに1曲目が流れ始めます。収録曲は全11曲、トータルで40分ほど。Aボタンを押していくと、ドットで描かれたシーケンサー画面やイラストが出てきたり、次の曲に切り替わったりします。

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動画で見ると、こんな感じ。






楽曲に合わせてドット絵の女の子や謎の生物やオッサンが登場し、リズムに合わせてカラフルに色が変化したりアニメーションしたりします。ああーやっぱりドット絵は最高なんじゃ~。

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曲を聴きながらAボタンで画面を切り替えていると、「PUSH B TO START MINI GAME」なる文字を発見。Bボタンを押してみると、十字キーを操作して、一定時間に規定数のコインを集めるミニゲームが楽しめる。シンプル極まりないゲームだけど、ノルマと時間設定が絶妙で、テキトーにプレイすると結構あっさり負ける(笑)

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ファミコンの実機で聴くチップチューンは、やっぱりいいですな。1曲目の「BLACK CARTRIDGE」(田中治久)、3曲目の「CIRCUS GAME」(佐野広明)、5曲目の「NARU YONI NARU」(サカモト教授)、7曲の「ORIENTAL MYSTIQUE」(梶原正裕)が個人的にお気に入りです。

本作『8BIT MUSIC POWER』を実際に手にとってみて、カセットという「モノ」が持つ力を改めて感じました。ファミコンカセットの手触り、重さ、ほのかに香る基板のにおい、ついカセットの端子に息をフッとやりたくなる衝動、そしてファミコンのスロットにカセットを挿入し、電源を入れるときの、まるで秘密の儀式を始めるかのようなドキドキ感。そのひとつひとつの感覚からあふれ出す懐かしさと思い出の数々。

最近、アナログレコードの売り上げが再び上昇しているそうですが、あらゆる情報のデータ化が進んでしまった現代だからこそ、再びモノ、マテリアルだけが持つ魅力と思い出をみんなが取り戻そうとしているのかもしれません。この『8BIT MUSIC POWER』もまた、そういった「モノ」ならではの魅力を思い出させてくれる作品だと思います。何より21年ぶりのファミコンカセットという肩書を手に入れた時点でもう勝ちだよなあ。CDやダウンロードとは違い、カセットで作ることはコスト的にかなりの冒険だったでしょうが、こうして実現してくれたことに、いちレトロゲームファンそしてチップチューンファンとして感謝したいですし、続編にも期待したいところです。

押入れから出したファミコンが動かなくてドタバタした思い出も、この『8BIT MUSIC POWER』のカセットに刻み込まれるのでしょうね。





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