あの頃の一松はトガっていた・・・ 『おそ松さん』DVD第2巻を見てのアレコレ

20160303016.jpg









『おそ松さん』のDVD第2巻をダラダラ視聴する日々です。


20160303012.jpg




DVD第2巻に収録されているのは第4話~第6話。中でも第4話は自分の特にお気に入りの回でありまして、Aパ-トの「自立しよう」、Bパートの「トト子ちゃんなのだ」の両エピソードとも、6つ子ぞれぞれの個性を出しつつ予想ナナメ上の結末を迎える展開がすごく好き。もうカラ松の「Oh,Yeah~♪」のシーンは笑いすぎて何度リピートしたことか。もし「おそ松さん」を初めて見る人に薦めるなら、パロディや下ネタ、シュールな笑いでやや人を選ぶかもな第2話や第3話よりも、ストレートな笑いでわかりやすい第4話を薦めたい。いや実際、おそ松さん初見の人に第2話見せたら引かれちゃったんだよう(Bパートの○ックス連呼のあたりでな!)。


20160303002.jpg
20160303003.jpg
20160303001.jpg
20160303008.jpg




それにしてもDVDで見返すと、序盤の頃の一松はトガってたなーとあらためて実感。ネガティブで暗いといった性格は今でも変わらないものの、この頃は何をしでかすかわからない、かなり危険な雰囲気を漂わせていたものですが・・・。。


20160303004.jpg
20160303005_20160305213216a59.jpg




そんな一松の転機になったのは、やはり第5話の「エスパーニャンコ」の回。ファンの間でも屈指の名作と謳われるエピソードですが、キャラクターデザインを担当している浅野直之さんがDVD付属のブックレットの中で、「(第5話で)おそ松さんという世界の奥行きが急激に広がった」と語っていたとおり、まさかギャグアニメなはずの『おそ松さん』で心の傷や感情のすれ違いといったドラマができることに、号泣しつつビックリしたものです。スーパーニャンコによって一松の嘘と本音が次々見抜かれる流れからの、「オマエなんかいらない、どっか行け!」の言葉。ここの展開は本当にシナリオ巧いなーと何度見ても鳥肌が立ちます。ワタシが一松推しになったのも、この「エスパーニャンコ」の回があったからなのは間違いありません。


20160303011.jpg




そのおかげなのか(?)、今ではすっかり丸くなった感のある一松。ある意味個性が弱くなったともいえますが、そのぶん話の内容によって色んな立ち位置を使い分けられるプレイヤーになったように思います。初期のアブない一松も好きでしたが、ちょっと人間くささを取り戻した現在の一松もワタシは好き。もちろんほかの兄弟同様、クズであることには何の変わりもないんだけど(笑)、だがそれがいい。クズ万歳!


20160303013.jpg
20160202004_201603051918391a4.jpg




ところで意識高い系デザイナー志望者が読んでそうな(偏見)、月刊MdNという雑誌の4月号でおそ松さんの特集が組まれてました。ホント広がってるんだなー、おそ松さん。ワタシも表紙のイラストに魅かれて電子書籍で購入したのですが、製作スタッフがキャラデザの苦労や、あの独特な色彩や背景の秘密、脚本について色々語ってます。すっかりおなじみとなったあのキャラの青色の主線は実は最初赤色にしようとしていたこと、背景の絵に実は主線が使われてないこと(言われるまで気づかなかった!)、脚本は原作である「おそ松くん」からある程度距離をとった上で製作していること、二次創作を意識した作品づくりはあえてやらないようにしていること(本当ォ?)などなど、色んな裏話を知れて面白かったです。画像も豊富なので、興味のある方はぜひ一読を。ただ雑誌の値段が結構高いし、おそ松さん特集は全体の1/3くらいなので、立ち読みで十分かも?(最低)


月刊MdN 4月号(Amazon)

20160303015.jpg






関連記事
スポンサーサイト

コメント投稿

  • URL
  • コメント
  • パスワード
  •  管理者にだけ表示

トラックバック

http://utsurome.blog23.fc2.com/tb.php/1198-5843e753