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GTK(グレートティーチャー殺せんせー)!? 松井優征「暗殺教室」を読む

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いまこのマンガが面白い、と巷で話題の週刊少年ジャンプ連載中の松井優征「暗殺教室」①を読んでみた。たしかに面白い。けれど同時に、かなりトリッキーで不思議な読後感のマンガでもある。




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ある日突然、月が爆発して7割以上が消失。月を破壊したのは、一見トボけた風貌の謎の超生命体(タコ型)。さらに超生命体は1年後には地球も破壊すると宣言する。マッハ20の超スピードで動けるこの超生命体にはいかなる軍用兵器も命中させることができない。手も足も出ない各国首脳に対し、超生命体はいきなり椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラスである3年E組の担任になることを提案する。突然教師としてやってきた超生命体「殺せんせー」を、1年以内に「暗殺」しなくてはならなくなった3年E組の生徒たち。かくして殺せんせーと生徒たちの「暗殺教室」が幕を開ける・・・。

こんなあらすじだけを聴くと、教室という閉鎖空間で繰り広げられるサバイバルホラーものをつい連想しちゃうのだけど、驚きなのはこの「暗殺教室」、なんと金八先生やGTOに代表されるような、いわゆる「グッド・ティーチャー」ものとして描かれているのだ。



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隙あらば先生を暗殺しようとする3年E組の生徒たち。しかし最強の生物である殺せんせーの前にはいつも失敗してしまう。一方、殺せんせーは決して生徒達に危害を加えない。それどころか自分への暗殺という行為を通して、生徒たちに大切なことを教えようとする。暗殺が殺せんせーと生徒たちにとってのコミュニケーション手段であり、教育の手段でもあるという、この不思議な関係。

そして何よりも、最強の生物のくせにトボけた風貌で、妙に人間臭い、殺せんせーのキャラが光っている。この殺せんせーの存在が、この「暗殺教室」をどこかほのぼのとした、少年マンガのコメディ作品として成立させている。こんな設定といいキャラといい、作者のヒトよく思いついたよなあ。ホント感心してしまう。

殺せんせーが教師になろうとした過去、少しづつ変わっていく先生と生徒の関係、学園モノならではのイベント(体育祭や修学旅行)などなど、この先色んな展開が待っていそうだけど、「1年以内に暗殺」という時間的制約がある以上、おそらく20巻30巻といった長期連載にはなりそうもない。どっちかというとデスノートみたいに13巻前後で一気にたたみこむような感じになるのかな。ともあれ、こういう作品がポンと出てくるあたり、やはり週刊少年ジャンプは侮れない。




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